少林山(群馬県高崎市)

 ある年の大洪水のあと、村人たちが川の中から香気のある古木を引き上げて、霊木として観音堂に納めておきました。
 延宝八年(1680)一了居士という行者が霊夢によって訪れ、信心を凝らして一刀三礼、達磨大師の座像を彫り上げ観音堂にお祀りしました。
 この噂は「達磨出現の霊地・少林山」として近隣に広まり、その頃の領主・酒井雅楽頭忠挙公は元禄十年(1697)少林山達磨寺(曹洞宗寿昌派)を開創しました。

 参拝日 2005年1月6日
 少林山は達磨寺として有名ですが、初詣に参拝しました。

総門

本堂

本堂の賑わい

橋の達磨

近くの高崎観音

高崎観音